アジレント(日本サード・パーティ)

アジレントの特徴

クライアントのデータインテグリティ対応をサポートしているアジレントでは、主として3つの管理テーマにもとづいた強化対策を実行しています。

アジレントにおいて重視されている管理テーマはそれぞれ、技術管理、予防管理、そしてオンライン管理となっており、ソフトウェアの品質を向上させて技術支援を強化しつつ、リスクヘッジを適正化してエラーやミスが発生しにくい環境の構築を目指しています。

また、オンラインをメインエリアとすることで、ペーパーレス化を促進して紙媒体の印刷や共有に伴うデータ改ざんそのものを防止できることもポイントです。

加えて、高性能なシステムもユーザーが簡便かつ効果的に使えなければ意味がないと考えており、コンプライアンスを遵守しながら業務フロー自体の改善を支援します。

アジレントが誇る主なシステム・ソリューション

OpenLab CDS2

OpenLab CDS2は研究ラボの分析業務を効果的にバックアップする、クロマトグラフィーデータシステムです。ガスクロマトグラフィー(GC)や液体クロマトグラフィー(LC)といった一般的なクロマトグラフィーはもちろん、様々な分析作業によって得られたデータを解析し、レポートの作成までを一貫してサポートしてくれることが特徴です。

異なるメーカーのクロマトグラフィー機器についてもまとめてコントロールできるため、現状の研究環境にマッチングさせやすく、新しく設備を導入する際にも操作方法などを覚え直す必要がありません。

種々の規制を前提としたデータインテグリティにも対応しています。

OpenLab ネットワークシステム

複数のパソコンや分析装置を連結して、どのパソコンやコントロールシステムからでも装置を操作できるよう、ラボの業務環境を整えるネットワークシステムです。分析業務は当然として、取得データの解析やレポートの作成までも一貫操作できるため、業務の効率化を促進することができます。

各データは専用サーバで一元管理されており、改めてバックアップをする手間を省けるだけでなく、セキュリティ面の不安を解消してもらえることも見逃せません。

導入事例

ネットワークシステムを導入して分析能力の強化に成功

アイルランドにある製薬企業「APC社」では幅広い治療分野を対象として、低分子物質や高分子物質の研究を行っています。APC社では事業基盤の強化を目指して、分析能力をレベルアップできるようにアジレントのOpenLab CDS2を導入しました。

システムを導入して業務をネットワーク化したことにより、導入直後から生産性が明らかに向上し、アナリストの業務負担も軽減したそうです。

CDSソフトウェアの導入でIoTが促進された

広島県大竹市にある株式会社ダイセルでは、様々な分野の製品開発や生産が行われていますが、事業規模が拡大するに従ってガスクロマトグラフィーなどの分析作業や品質管理業務が複雑化していました。

そこでダイセルが2018年に「Agilent OpenLab CDS」を導入して、ガスクロマトグラフィーのネットワーク化と管理の自動化を進めた結果、危機管理の不具合が解消し、IoTを前提として社内全体のワークフローも改善されました。

アジレントの会社概要

社名アジレント・テクノロジー株式会社
所在地東京都八王子市高倉町9番1号
URLhttps://www.agilent.com/
「なぜ、データインテグリティ対応が難しいのか?有効な現実解とは」を⾒る 「なぜ、データインテグリティ対応が難しいのか?有効な現実解とは」を⾒る